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ドック後の試運転

  • ノジ マリン
  • 2015年2月21日
  • 読了時間: 1分

先週から4日間の”ORION"の上架整備が終了、幸い今日は天候が良かったので

沖まで出て試運転をしました。 修理やエンジン他の整備も済み、船底がきれいに

なった後の航海は快適です。

出入港する船の邪魔にならないよう、そこらを走りまわっていました。

写真は入港してきたバラ積み貨物船です。大型船の場合、港を出港した後は

長い時では1ヶ月以上もエンジンは途中Stopすることなく「前進」方向にまわり

続けますので、ドックの時に限らず、入港前には徐々にスピードを下げていって

一旦停止、そして「後進」(アスターンといいます)側にエンジンがかかるかテスト

します。時には、エンジンの起動を制御する空気の中に混じった水分(ドレン)の

影響でエンジンが後進、又は前進にかからないといった事態があるからです。

大型船の場合、出入港時はタグボートがエスコートしてくれますが、岸壁近くで

エンジンが止まらない、後進にできないと、大変です。

これは大型船に限らず、プレジャーボートにも言える事ですが ・・・。

日頃の簡単なチェックが、普段との違い、つまり、「何か違う、おかしい」という

状態を感じてトラブルを未然に防ぐ大切な手段です。

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