子供の頃、当時尼崎市に住んでいた私にとって、年に一度夏休みに家族で神戸の中突堤から
淡路島へ一泊二日の旅行に行くのが楽しみでした。
昭和30年代後半から40年代前半の神戸港は、日本船はもとより、色々な国の国旗を掲げた
多くの外国船が岸壁で、又はブイに繋留し、はしけへと荷役をしていました。
又、帰路の夕方の神戸港沖には、多数の貨物船や貨客船がライトを煌々と灯して錨泊していました。
今のスマートな形の専用船とは違い、居住区の前後に多数のデリック、ポータルが建っており、それらに
たくさんのライトが灯っている姿は何とも言えない幻想的、魅力的な光景でした。
片道1時間50分、500トンの客船 (すもと丸、あわじ丸、そして一度、ずいぶん古い天女丸にも
乗りました) の短い船旅でしたが、それらの光景を見ながら小学生の自分の心は遠い国に思いを馳せ、
憧れたものでした。
この度、神戸市が神戸開港150年記念事業のロゴマークの募集をされていましたので、
またまた "知恵" (あくまで自分レベルの知恵ですが・・・) を絞って作成、応募した次第です。
着眼点は、なかなかいい線いっていると、自分では勝手に思っているんですが ・・・・。