先日の神戸新聞に、内航船の船員さんの不足・高齢化に関しての記事が載っていました。
現在の内航船の船員さんの半数が50歳以上(ちなみにワタクシも50を過ぎておりますが ・ёёё・)、 このままでは近い将来、多くの内航船が運航できなくなってしまうので、内航海運関係団体や 運輸局も世間の若い人たちに内航船員の仕事についての説明や紹介などをしています。
内航船といっても色々な種類があります。
極めて大雑把に 船乗り生活の " いい所 " (特に若い独身の方にはいいかと) を書きますと、
◆ 乗船中は船の自分の部屋がありますので、家賃はいりません。 勿論、船内はエアコンがあります。 お風呂も。 ◆ 三度の食事(必要な時は夜食など)が付いてきます。食事代はいりません。 ◆ 国内航路なので、何ヶ月も日本を離れるということはありません。 ◆ 昔に比べ、陸上のサラリーマンの給料との差は少なくなりましたが、給料は悪くはないでしょう。 ◆ 毎日家に帰ることはできませんが、後日まとめて休みがとれます。 ◆ 毎日の通勤ラッシュ地獄がありません。 等々
又、機械ものが好きな方、船内には色々な機械・機器類がびっしり。 それらを自分達で操作・整備します。
時には悪天候で船が揺れたり、早朝・深夜の仕事でつらいこともありますが、それは陸上の仕事も同じです。
又、今朝の神戸新聞に神戸で海洋少年団の団員募集の記事が掲載されています。
小学生の低学年の時、初めて神戸の中突堤から淡路島の洲本に船で行ったのが、私の始めての 「船旅」 で、 その後、船に興味を持ちはじめた次第です。
現在も洲本の別荘に行った際、時折洲本港や三熊山に立ち寄りますが、今でも初めて船で洲本を訪れた 時のことを思い出します。
私も前出の神戸海洋少年団復活のお手伝いをしているメンバーの一人ですので、もし内航船の船乗りや 海・船に興味のある方はこのホームページのメールのページからコンタクトしてください。
「こんなこと訊くの恥ずかしいな」 なんて思わず、素朴な質問でも結構です。 勿論、皆さんの個人情報は他言しませんので、ご心配なく。
何枚か、快走中の内航船の写真を掲載しておきますね。 陸上の皆さんは、こういった勇ましく航走する姿を真近に見る機会は少ないと思いますので。