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ノジ マリン

マイナス 163 度


トルコから帰国後、すぐに横浜で約1ヶ月 Weekly マンション暮らしで。

大型のLNG(液化天然ガス)運搬船の定期検査入渠のためです。

土日もお盆休みも全く無しで、猛暑の中、毎日朝から夕方までお仕事 ё ё ё 普段、この船がLNG (液化天然ガス = メタン ) を運んでいる時は、ガスは

マイナス 163度という超低温状態の液体で特殊なタンクの中に入っています。

造船所に到着時はもちろんガスが残っていないように換気(ガス フリー といいます)

してありますが、普段キンキンに冷えているタンクの中に入るとヒンヤリしています。

猛暑の中の暫しの涼感 ё ё ё 。 ただ、すごい高さの垂直梯子を上り下りしないといけないので疲れますが ・・・。

ある時、監督官事務所のロビーに、そこの造船所が昔から建造した船の写真集が

置いてありました。 若い頃(もう30年以上も前)に乗船した載貨重量トン 16万5千トンの鉱油兼用船 " EASTERN SPIRIT " 号 や バラ積み貨物船 " 善光丸 " といった懐かしい船の写真が 載っていました。

" 善光丸 " では先々月に滞在していたトルコ のイスタンブール、ボスボラス海峡を通って 黒海沿岸へよく行きました。又、" EASTERN SPIRIT " 号では、鹿児島の喜入港と

インドネシアのズマイ港の定期航海で、インドネシアで子供の「ブタオザル」を物々交換して、

一緒に乗船、下船後は実家で飼っていました。

名前は「モンタ」。 本船の機関長が名付け親だったかと。 超甘えん坊で眠たくなると 必死でくっついてきて服の裾や首のところから中に入ってきて寝ていました。

腰をクイクイと掻いているモンタの背景の海、青いでしょう ??


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