新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
（写真は淡路島から見た大阪湾の日の出です）
船の世界では本日から硫黄分が0.5%以上含まれる燃料は使用禁止となりました。
船のタンクに残っている硫黄分が0.5%以上含まれる燃料も低硫黄含有量の燃料と
混ぜて含有量を0.5%以下にして29/02/2020 迄に使い切るか、陸揚げする必要があります。
呑兵衛の皆様への説明として硫黄分をアルコール濃度に言い換えて説明しますと、
「昨日大晦日までは0.5%以上の強い（ハ～ッと息をすれば酒臭い）お酒を飲めましたが
本日からは0.5%以上のお酒は飲酒・販売禁止です。又、まだボトルに残っていても、それは
ストレートでは飲んではいけません。隠れて飲むと捕まります。
薄めて0.5%以下にして飲むか、新しい0.5%以下のお酒を買わねばなりません。
又、ボトルに残っている0.5%以上のお酒は薄めて2月末までに飲み切るか、飲み切れない
分はお金を払って処理してもらわねばなりません」 といった感じです。
昨今の異常気象の連続を考えると規制も仕方ないですね・・・・。
学校を卒業して初めて乗船した30万トンの大型原油タンカー（蒸気タービン船）、
記憶では全速力で航海した場合の１日当たりの燃料消費量はたしか 165トンだったかと。
１日にドラム缶800本以上、そんな時代もあったんですね・・・。
今年もプレジャーボートから外航船まで、各船が安全で楽しい航海ができますよう、
お祈りいたします。
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